何をする会か?

機友会会則には「会員相互の交誼を厚くし、関西大学工学部機械系工学科の隆盛を図ること」と書かれています。会則に記入できるのはこんなところだとは思いますが、現実的には「仲間が寄り集まって楽しく過ごし、先生方とも親しくなって、互いに研鑽し・学び、場合によっては仕事上の問題解決の糸口を見つけてみたり、そして久しぶりに緑あふれる関大のキャンパスでひとときを過ごせるきっかけもほしい」と言うところではないでしょうか。勿論あなたの参加によって機友会の意義と夢はもっと大きなものに膨らませることができることと思います。

今回、機友会活動の一端として、最終講議での「機友会会長の祝辞」、卒業式での「機友会賞授与」を以下にご紹介します。


「最終講議での祝辞」

機械工学科、中桐明和教授と矢野章成教授は平成14年3月をもって定年退職を迎えられるにあたり、退職記念最終講義が平成14年3月9日(土)午後2時から工学部共同講義室で開催されました。 機械工学科、機械システム工学科の両学科長の司会と挨拶の後、工学部創立直後から40年にわたり学生の教育と研究に尽力されたことに対し、紀和機友会会長が機械系全OBを代表し謝辞をこめて祝辞を述べました。

中桐教授は「関西大学での38年を顧みて」と題して、ご専門の「引き抜き加工に関する研究」の研究活動と成果を披露されました。








矢野教授は「感動40年」と題して、天六学舎での創立当時の工学部の状況や学園紛争を経て現状に至る思い出を感慨を込めて話されました。



講義は在校生、教員をはじめ両先生から薫陶を受けた卒業生も多数出席するなか開催され、聴講者はご経験豊富な両先生の含蓄有る最終講義に聴き入り、両先生との別れを惜しみました。



文責:副会長 石原 勲(教授、'63機卒)



「機友会賞授与」

平成14年3月20日(水)、母校関西大学で卒業式が行われました。
第1部は午前11時から千里山キャンパス第2体育館に於いて、第2部は午後6時から千里山キャンパス百周年記念会館に於いて、それぞれ挙行されました。
工学部は卒業生1202名、全学部では6021名(2部の280名を含む)の大型の卒業式でした。そのうち機械工学科は119名(うち女子2名)、機械システム工学科は97名(うち女子4名)で、機械系学科の合計は216名(うち女子6名)でした。

日本機械学会畠山賞は石川嘉之君(機械工学科)と池永伸介君(機械システム工学科)が受賞、関西大学紫紺賞は阿部裕一(機械工学科)と田中秀和君(機械システム工学科)が受賞されました。
また、今年度から校友会賞も新設され2名が表彰されました。

恒例の機友会賞は各研究室から1名の計8名が受賞されました。
・植木 雅嗣(材料工学研究室)
・上田  晃(生産加工システム研究室)
・前田 竜太郎(熱工学研究室)
・西山 志紘(機械設計研究室)
・丸尾 和広(制御工学研究室)
・渡辺 弘行(計測システム研究室)
・田中 克彦(応用物理研究室)
・三宅 正昌(流体工学・バイオメカニクス研究室)

「機友会賞授与」は、機械工学科は105教室に於いて、機械システム工学科は107教室に於いて、紀和会長より表彰状と記念品(関西大学機友会の金押しの入った名刺入れ)が各受賞者に授与されました。






その後、恒例の機友会協賛「卒業記念パーティ」が、午後1時30分から経商キャフェテリアで開催されました。晴れて卒業の日を迎えた学生参加者は137名、そのほか教員とOBが約30名参加しました。司会は制御工学研究室の前田真希さんと熱工学研究室の武田幸弘君が担当、はじめに学科長代表 多川則男教授のご挨拶と乾杯がありました。歓談のなか、最新のTVゲーム機をはじめとする豪華景品の抽選会もあり、またあちこちで記念撮影や祝杯を挙げる輪ができました。今年もすべて学生が取り仕切り、大変な盛り上りでした。


文責:会計 緒方 正則(専任講師、'73機卒) 


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