機友会とは?

                     

2023年4月

機友会第7代会長
林 義夫


 関西大学機械系工学科在籍・卒業の皆様、機械工学科在籍諸先生方におかれましては、日頃より機友会活動に多大なる御支援、御鞭撻を賜り有難く厚く御礼申し上げます。
 さて、機友会は関西大学工学部が創設されました1958年(昭和33年)の秋、機械工学科第1期生110名の方々の熱意により設立された当時在学生の集まりからスタート、現在会員総数は13000名を超える大所帯の組織であり、関西大学校友会へも登録をされております。
 そもそも機友会創設の理念は、大学を巣立ち社会へ出られて後技術者、企業経営者、そしてまた巾広く各界にて活躍されている皆様方におかれて、社会に出て遭遇した試練、重要な判断を求められた時、心から信頼して意見を聞くことのできる友として喜びも悲しみも共に分ちあえ、語れる集まりの場として立ちあげられました。そういった意味で、創設当時から見ますと、今日の社会情勢は今まで創造もできなかった展開となってきており、日進月歩目を見張る時代となってきており、これから先どのような方向へ展開されて行くか混沌としております。このような時こそ、原点に立ち返る時ではないでしょうか。その一つに、青春時代を共に過ごした、校友及び大学関係者との関りではないでしょうか。
 今日関西大学工学部は2007年の学部改組により創設当初の学科編成とは異なってきており、現在はシステム理工学部機械工学科として受け継がれておりますが基本的な精神には変わりはありません。その編成の目的とされるところは、関西大学建学の精神でもあります「長き歴史、重き使命、学の実化」のもとに、充実した教育体制を基礎として、専門的な知識、技術を蓄積してゆく体系的な教育のプログラムでもって、優れた研究者、技術者の養成を進めて行くことにあります。このようなことに鑑み、我々機友会としても今まで以上に支援、後援を惜しみなく進めて行きたいと思っております。
 さて、本機友会も本年2023年は創設65周年を迎える伝統ある会であります。創設後幾多の困難に遭遇してきましたが、無事歴史を重ねて来ましたのも、会員各位のご支援の賜物と思っております。今日も毎年4月第一日曜日に開催されます、大学スプリングフェステイバルに合わせて懇親会を持っており、2年に一回総会を開いております。しかし残念ではありますが校友との密なる連絡が今一つ取ることが出来ず、会員としては多数おられますが実質メール等で連絡取れる方は約250名という大変少ない状況です。そういった意味から、会員より現状の機友会の位置づけや、今後の機友会のあり方など考えるべきではないかとの意見が出されました。特に、40歳前後から若い人との交流が少なく、どのように取り組むべきか会としての最大の問題点と考えております。又、近年の社会情勢考えて見ますと、山あり、谷ありの難しい問題も多々あるかとは思いますが、このような時ほど大学との関り、校友との関りは重要ではないかと思っております。そこで昨年度は大学の先生方と大学とどのように機友会活動として進めて行けばよいか懇談の場を持たせて貰いました。このように、今後の機友会の進むべき方向について会員皆様方のお知恵を借りながら進めて参りたいと思っておりますので、今まで以上の多大なるご支援、ご協力を頂くことが、機友会発展の鍵でもあります。我々機友会幹部も一丸となり取り組んで行きたいと思っております。
 以上、皆様方のご健康と益々のご活躍を祈念致しまして、ご挨拶とさせて頂きます。
 最後になりましたが、まだ会員登録をされておられない方は、ぜひこの機会に機友会ホームページより会員登録をお願いいたします。機友会からの色々な情報を開示させて頂きます。

(以上)


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